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そらゆけ道産子 世界一周

とあるドサンコの世界一周旅行記ですよ。

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2024/04/27(Sat)15:28

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西へ西へ、広い広い!inチベットへ

2012/01/01(Sun)02:47

12月の・・・中旬!
そう、それは中旬のことでありました。

うちと、カズくん、ゆうすけ君はそろってチベット行くための洗礼を受けることに。

まずカズくん、ATMにカードを飲まれる。
(翌朝救出。)

うち、ゆうすけ君はビザの切り替え&延長のため楽山へ。
ここでは通常1週間ほど(たしか)かかるビザの手続が1日でできちゃうんだ。
なので、チベット行きの前日に楽山に行ったのさ。
それでもって行ったら、今週は特別で3日かかるとのこと。
なんでやねん!
うちら明日出発なんだけども!

そして結局はチベット行きを2日遅らすことに。
ありがとう、sims cozyの宿の人・・・
この宿はほんっとうに居心地が良かった~!
BARのビールも安いし。(青島5元!)


ついでに楽山観光。


ビザ関係ないけど付いて来たヒロ君とカズくん。
イケメン(!?)な3人。だはー




めっちゃ迫力ある像。








楽山大仏。でっけえ!



今日は肩のカエル様。


そんなわけで、色々と有ったけどチベットには22日の夜に行くことに。
はあ、ごたごたけれど、無事パーミットも取れて晴れてチベットに行けるわぁ~

さよなら成都。
結局2週間もだらだら居続けてしまった。
最も憧れていた九寨溝も時間が取れず、行った所といえばパンダくらい(笑)


以下、青蔵鉄道の車窓から


乗ること44時間。
大量のカップ麺、ツマミ、くだものその他もろもろの食い物を持ってきすぎて、
それを消化することだけに必死になり、狭い電車の中くっちゃねくっちゃねを繰り返す。

そのうちの2日目の朝。
夜中ふと目が覚めて時計を見るともう朝の8時。
でも外は真っ暗闇。

トイレに起き、窓の外を見ると地平線の向こうがぼやんと明るんでいた。
ああ!日の出だー!





しかし、電車は西へひた走る。待てど待てど日は登らない。
日の出との根比べだ
前方はまだまだ闇。



まだかなぁ。
日の出と共にカップ麺を食べたいんだけど・・・



1時間後。
やっと日の出!
一気に照らされてほんっとうに眩しかった!



標高、もっちょいで5000!
いつ5000越えたんだ?
なんとなく息苦しい!
というか、少し動くだけでうちらはぜーはー息切れしてた。



怠惰なんじゃないよ!
高山病で酸欠なだけ。たぶん。とにかく超眠たい!
みよこの安らかな寝顔
ゆうすけくん、なんで絵しりとりノートをそんなに大事そうに抱えているの?

そしてやっと着いた、チベット、ラサ!
外は結構寒い。
でもすがすがしい!

定刻通りでした。火車もお疲れ様っしたー


カップ麺にまみれた生活ともこれでおさらば。
さっそくヤク(毛長牛?)のステーキを食いに行く。




霜降り和牛の味とか、ぱさついた肉とか、色々噂は聞いていたけど、その中間くらいの味でした。

明日からはガイド付きでいよいよ観光!
けどちょっと歩くだけですぐ疲れる。大丈夫かー?


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No.35|中国Comment(4)Trackback()

成都パンダ劇場in四川

2011/12/28(Wed)00:23

12月13日

怒りの昆明から1日かけて四川の成都にやってきた。

とんとん拍子に北上してきたもんだから寒い寒い!
数日後、やっぱり風邪をひく。

そして成都といえばパンダでしょう!
この後チベットに行くために人数を集めてツアーを組まなくてはいけなかったのだけれど、とにかくパンダを見に行くことにした。



やっぱりコピー天国。
パンダコパンダの(おそらく)コピー



熱烈なコイがおでむかえ。
うええ



雰囲気のある道を進んでいく。
オフシーズンなのか、人もまばら



じゃああーん!!
コパンダ達。破壊力抜群!!
従業員のお兄さんに1匹づつ首根っこをつかまれ移動していった。
猫みたい



大人パンダ。
足で腹をボリボリ。おやじのよう



木のうえのパンダ。何匹いるでしょう?





思わず撮ってしまった、超々清潔なトイレ!!
さすが60元(800円くらい)も取るだけのことはあるわー


と、もっともっと写真をのっけたいのだけど、写真あんまり撮ってなかったのでした。
やるなぁ中国!



その他成都の写真




巨大庶民モール。
実際目にするとすごくカオス



宿のみんなで火鍋。ちょうからい!!
結局チベットには、写真をとってくれたゆうすけ君と、右端のカズくんと3人で行くことになった。

そしてビザの関係でこの後楽山という所に行くのだけれど、そのゴタゴタはまた後日!

それでは良いお年を!
多分次はネパールで更新だな






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No.32|中国Comment(3)Trackback()

だまされて三千里in中国

2011/12/25(Sun)20:10

12月11日

前の日記にはさらさらっと国境を越え、たように書いたけれど、
そこには幾多の中国式洗礼が待ち受けていたのでありました。

ラオスで平和ボケしたうち。
本当に幸せでした。

でもさようなら!

ここはラオスと中国の本当の本当のさかいめ。
ボーテンという所。

素朴な道をひた走っていたうちらの目の前に、突如として目の前に要塞のごとくはばかるは中国の辺境!!

そして迷彩を着た警察がバスに乗り込んできた。
うちはそう、この数時間前、いや、数日前から少し悩んでいた。
なぜならうちは中国ビザを持っているとはいえ、それは上海勤務時代に取った就労ビザ!

しかし、今はプーだ。

なので、聞かれた時の理由、というか言い訳、というか、でまかせをいかにうまく言い、
そして警戒されずに通り抜けるかということを考えていた。


そしていよいよやってきた。
怖そうな顔しちゃって!!このぅ~!

警察「(パスポートジロジロ)中国で何をやっているんだ」
うち「照明の仕事です。にこにこ」

警「ふぅん?」
うち「上海で仕事しているんですよ、それで今、以前上海万博が終わってからいったん東京の本社に戻って、それから今また上海に戻ることになったんです。でも上海に戻る前についでに旅行しようと思って・・・べらべらべ~ら」

警「ついでに旅行ね。」
はい、と、パスポートを返される。

ははー!!第一関門突破!!!!

それから外に出ると、乗客全員自分の荷物を出し、ずらっと横一列に並ばされて、荷物チェックを受けている。
おそらく外人の男は特に、カバンの中身は全て出し、これはなんだ、それはなんだと根掘り葉掘り聞かれていた。

逆にうちは最後の一人で、先ほどの質問してきたおじさんも含め、なぜか中国語を褒められるはめに(内心はびびりまくり)。

そしてハンコも何事も無く押してもらい、晴れて中国に足を踏み入れたのでした。

が。
そこに待ち受けていたのは大量の闇両替屋のおばちゃんたち。
キップはひたすら周りの国の通貨と比べて弱いので、ここで替えとかないとだめなんだ。

いくら、と聞くと、60だという。10000キップ60元ということか。
相場はよく知らないが、そりゃないよおばちゃん。
出しかけたキップをしまいながら、せめて70だね。と交渉に出る。

おば「分かった分かった、いいよー!」
うち(ああ、もうちょっといけたぁ。)

電卓で素早く計算するおばちゃん。

はい、160.5元ね。

おいまて。
さっき電卓で165.5元やなかったかい!?

おば「え?ちがうよー!160.5元だよ!」
うち「ちがわい!したらもっかい電卓で計算してみ!!」

にやにや~っと他のヤミ金おばさんが見ている。
なるほど、これがやつらの手ね。
だから電卓を素早くしまったんだ。

おばさんも、あんたやるね、とばかりににやっと笑って5元を渡してくる。
うちもにやっと笑って、やっぱ中国人だね、と受け取る。

そういえば、うちが最後の1人だったんだ。
じゃあがんばれよーと言って走ってバスに向かう。

ていうか、ここは公安の施設内なのに、堂々としてるわ。いいのか?


そしてさらに走ること数時間。
昆明に着いた。

ここは上海の会社を辞めた際、ついでに旅行して帰ろうと思って来たところだ。
その時も、昆明市は何も無いと聞いていたので素通りしたけど、
今回もその日のうちに四川省の成都に行くことにした。

キップも買って、まだ時間があったので、腹は空いていないけど先にごはんを食べることにした。

それが間違いだった。

荷物もあるし、近場ですまそうと昆明駅の前の通りにある、おかず何個でいくら、という所に入った。

適当に注文し、席に座ると頼んでいないが、大根と牛肉の骨が入ったスープが出てきた。
なんだぁ?うちは頼んでないよ。
でも向こうもなんも言わないし、きっとセットだったんだろう。
と思い、なんの味もしない、はっきり言って不味いそれを飲んだ。

すると会計時。
スープを運んできたおばさんが近寄ってきて、
スープ代、8元!!(10円ちょっと)

うおおおおやられたーーー!!!!!


うちもブチギレました。
久々に頭にかーっと血が上って、怒鳴り合い。

払っちゃえよ、たった何元だろー
と周りのやつもニヤニヤとはやし立てる。

うわあーやっぱこいつらグルか!!!

なんだ、せっかくバスの中でいろんな楽しい中国人と過ごせたと思ったらこれか!!

よっぽど殴ろう殴ろうと思ったけど、くぅう~~っと我慢。

もういいよ!と金を渡し店を出たのでした。

でも店を出て、30メートルくらい歩いたらなんか笑っちゃった。
人間なかなかキレることってあんまりないし、8元であんなに公然と怒りをぶちまけれたんならまあいいや。
逆になんか清々しいのでありました。


でも列車の中で、そのことを思い出していると、
そして頭に血が上りすぎて、20元(300円弱)も多く払っちゃったのでした。

ああー

もー

やっぱ許せん!!



チャイナにはすっかり慣れたと思っていたのに、やっぱり食わされてしまった。
恐るべしチャイナ!






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No.31|中国Comment(2)Trackback()