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そらゆけ道産子 世界一周

とあるドサンコの世界一周旅行記ですよ。

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2024/04/27(Sat)14:45

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ラオスと中国の境inウドムサイ

2011/12/25(Sun)00:14

12月10日

狭いバンにギュウギュウに詰められ、悪路をひたすら走ること数時間。
隣ではさっきからラオスの男の子がゲェゲェやっている。

ムアンゴイからノーンキュ、そして中国まで北上するための中継地点としてウドムサイへ行くことにしたのはいいけれど、
バスが定員になってねぇとドライバーが文句垂れやがる。
こちらは外人6人。本当は45000キップ(450円)なのだが、70000キップ(700円)払えと言う。

ふん!
と一蹴。

結局、1時間粘って60000キップに。

そして車の中に入ると、我々だけかと思っていたら普通に現地の人達いっぱい乗ってるやん!!

そして走っている時も時々お客さん拾って、結局はありえないぐらい密着状態になった。

おっちゃァ~~~ん・・・
ラオス人にしてはやりおるな・・・


そして
山を谷を、穴ぼこの道路を蛇にとりつかれたようにバンはひた走り、
4時間後無事(?)ウドムサイに到着したのでした。

ウドムサイ、ここはもう中国でした。

感想は、ちょっと寂しいな。です。
ものを買うときも、大きな店は中国人が経営していて、愛想のかけらもなし。
通行人にサバイディーと挨拶しても、中国人だったのか、反応なし。
看板もラオス語から中国語との併記に。
とにかく中国中国、中国人の街。恐ろしいほどの投資能力の波にさらされている感じ。

ああ、ラオスはもう終ってしまったんだな、としみじみしてしまった。
うちはラオスが好きだったんだなぁ~

そしてここから翌日、12時に中国の雲南省昆明までの直通バスが出ているとのこと。
350000キップ(3500円)で16時間の旅。
国境も超えるから、結構リーズナブルだ。
さみしいウドムサイで1泊し、それで行くことにした。


以下ウドムサイの写真




看板は中国語とラオス語。





欧米のかっこいいお姉ちゃん。(兄ちゃんもいた)
世界中をバイクで走っているんだろうな!



バスターミナルの所に貼ってあった麻薬防止ポスター
絶妙。



昆明行きの国際バス。


ちなみに2段ベッド。


隣にねた親子。
例によって途中拾って拾ってぎゅうぎゅう詰めのため、お母さんは一睡も出来ず。
でもうちはこどもの体温が暖かかった。
途中で客を拾いすぎるのはやめて欲しい。


タイでよく売っているソイミルク。大好き。
ラオスでも売ってたけど、中国に入った所でも買えた。
最後にかんぱい!


それではまた来てラオス!!

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No.30|ラオスComment(2)Trackback()

つれづれなるままにinムアンゴイ②

2011/12/22(Thu)18:33

12月7,8、9日

引き続きムアンゴイの村にて。

部屋の前にハンモックがあるからいけないんだ!
ということで、天気もいいし腹もいっぱいだし、ふにゃふにゃとだらけきって揺られていた。
目の前のナムオー川も悠々と流れていて気持ちがいい。実にのどか。ふう・・・


うん、なみときょーじ(こないだ結婚した友達)の結婚祝いはハンモックがぴったりだ。あの2人も絶対ハマるに違いない。でも吊るすとこある・・・?

年越しはネパールで瞑想と考えていたけど、すごく厳しいんだよな。
こんなだらけきっていてはきっと耐え切れずに飢え死にするかもしれないな・・・

北京時代が最高に楽しいと思っていたけど、今がもしかしたらいままでの最高なんじゃ・・・

と取り留めもなく思いふけっていると、突然いらいらいらーっ!!!
と来た。

あーーーー!!!!
体動かしたいーーーーー!!!!


ということで、運動できる場所を探しに行った。
なんせ小さな村。
河原?足場が悪い
寺?最悪ここだな。
そうそう、ここは学校があった!
ということで、洞窟の途中にある学校へ。広い広い校庭がある!
校庭といっても日本のとは違って、芝生だし、牛も放してある。自由だ

でも走りまわるのは恥ずかしいので、はしっこでストレッチして、簡単な蹴りや突きをしていた。
すると、小さな子供たちが遠巻きに見つめている。
気になるよなぁ、変な外人がカンフーしてちゃ。

そのうち小さな5,6才の女の子2人がにじりにじりやってきて、うちの動きの真似をしだした。
うう。超かわいい!!
ああ、もちょっとこっちさおいでぇ~

おびき寄せるために、ヌン(1)・ソン(2)・サ(3)!の掛け声で大きな動きをしてみせると、きゃあきゃあ言いながらやってきた!

かかったなーおちびちゃん!!

というわけでそれからなぜか側転、受身の特訓になり、
十分遊んだのはいいけれど、体がすげえ筋肉痛なんでありました。
ちくしょう~運動不足め~


そして翌々日。

すーさんとドゥンちゃんも旅立ったので1人絵葉書を描いている。

疲れちゃった~と、ぶらぶらご飯がてらいつもの店に行くと、
おばちゃんが、英語できる?と聞いてくる。
聞くと、メニューの看板がバッキリ折れてしまったので、書いて欲しいとのこと。

うん、いいよ!
と何かのプラスチックの看板の裏に書きだすこと2時間。
うちの書いたのが店先に飾られんのかーと思うと、どうしても頑張ってしまう。
ううん、日本人としてここは気合入れねば!
途中、青マッキーのインクが漏れ出して指が青く染まったり、のハプニングがあったが無事できた!
おばさんも子供も喜んでくれている!ふふふ

さあつかれたーと思っていると、
「次朝のメニューの分ね!」

って、うそお~~~
早く言えよぉ~


さらに1時間半かけて、やっと書き上げたのでした。
その分、昼ごはん代は無料だよ。
晩御飯代も無料にして欲しかった・・・おばさんはちょっとケチぃのでした。

でもああ楽しかった!

もしだれかノーンキュに行くことがあったらこの看板を目印にね!




粗末と思わないで!!
これでも頑張ったほうなんよー!
飯屋の女の子も手伝ってくれた。


そしてムアンゴイを出発する日。
なんだか朝からがやがや騒がしい。船着場を見ると、いつもの静けさとは打って変わって大量の船が!




人もいつもより多い。
いつも静が今日は賑わっている。路地を奥に奥に行くと



マーケットだ!!






箱に入って遊ぶ子供

美味しそうな屋台が沢山並んでいたけど、腹の調子も悪いし移動日ということで、フランスパンとバナナだけ買って船着場へ急ぐ。


船着場にて船を待っていると、たまたま前のおばちゃんがうちと同じイーグルクリークのバックパックを背負っていた!

かなり年季の入った感じで、カナダからだという。
でも荷物はうちがこのバックと、あともう2つサブバックとパソコン入れるバック有るのに、このおばちゃんはそのバックパック1つだけだった。しかもまだ余裕がありそう。

うちもきっといらない物だらけなんだろうけど、なかなか踏ん切りがつかない。
とりあえず、訳のわからない折りたたみ椅子だけは成都で誰かにあげよう。


おばちゃん





明日からはいよいよ中国を目指す。
中国は田舎でも都会でも、もうこんな平和じゃいられないはず。
中国語できるから、気が楽かいと聞かれたら楽だけど、気を抜いちゃこの国は痛い目見るんだぁ~!
一番気を引き締めていきます!


以下ムアンゴイの写真


メインストリート



朝の托鉢



寺から河原への眺め



仔牛を抑えつけるおじさん。
この後船に乗せられ、対岸に放牧された。
ドナドナ~


長い日記!!だいぶ詰め込んでしまった。
やっとラオス編が終わりそうな所で、
明日からチベットいってきまーす!

もうちょっとでクリスマスだねぇ~
ラサへは44時間。
44時間後はクリスマスイブか・・・


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No.29|ラオスComment(3)Trackback()

さらに田舎を求めてinムアンゴイ

2011/12/21(Wed)14:31

12月5日


ノーンキュで何泊するか迷ったけど、1泊だけして更にナムウー川上流の更に辺鄙な村、ムアンゴイに行くことにした。

そこは夜の3時間しか電気も通らず、村のメインストリートが200メートルほどという、とても小さな村なんだって。

ノーンキュの船着場から



船からノーンキュの大橋



途中の村。
子供たちが追いかけてくる


11時発の船に揺られて1時間。
人目で観光客向けとわかるかわいいバンガローが船から見えた。
ここがムアンゴイかぁ!


船を降りると宿の客引きが。
客引き!わあ、なつかしい!
客引きにあったのはいつ以来だろう?一番初めの国、インドネシアのジャワ島、ジョグジャ以来ではなかろうか。
そう考えると、思ったより客引きって少ないんだなぁ。

でも客引きが居るということは、なるほど結構観光地なのか。
うちは船着場のすぐ右手、SAY LONゲストハウスの部屋を見せてもらった。
本当は、リバービューゲストハウスを考えていたけれど、それがなかなか清潔な宿で、次々に欧米観光客がやってくるもんだから慌てて決めてしまった。
でも長期滞在なので値段交渉のすると、一晩35000キップ(350円)だという。
ホットシャワーも電気ももちろんネットがあるわけでなし。
そう考えるといい値段だわ~はぁ
ちなみに、リバービューも後で見に行ったけど、とても静かで良さそうなゲストハウスだった。
でも客が入ってなかったのは船着場からちょっと離れているからかな?
次来る時はそこにしよう。ここは夜よっぱらい欧米人がうるさいや・・・


部屋のハンモックからのながめ



ムアンゴイのメインストリート



そしてたまたま同じ船に乗った、タイ人の2人スーさんとドゥンちゃん。
2人ともでっかいカメラを持って、スーさんはカメラマン、ドゥンちゃんはバスの運転手だとのこと。

話を聞くと、ラオス語とタイ語はとても似ているとのこと。
2人とも現地の人達と普通にしゃべっていた。テレビではタイのテレビが入るし、そういえば国境越えも平和そのものだったし、ラオスではバーツ(タイの通過)も使える。
2つの国はとても仲良しな感じでとても羨ましいな。

そして、村から少し歩きなんとかの洞窟へ。

途中にある学校。のどかだ



道をゆく



天気は良し


3,40分の道のり。
入場料10000キップ取られた。高いなぁ



洞窟の前ののどかな川のほとり



ドゥンちゃん





洞窟には水が流れていて、すごくキレイで、しかも冷たくなかったので泳いだ!きもちいい!でも暗くて超怖い。
ドゥンちゃんが懐中電灯で照らしてくれていたから良かったけど、一人なら絶対怖い。
インディジョーンズとかこんな感じだったのかな・・・


洞窟



探検家っぽい人がいた



カエルの格好
改めて見るとこの肉付きはそろそろやばい。


そして夜のメインストリートの様子。
夜の6時から9時までしか電気が通らないので、
ムアンゴイにいる間は、毎日9時に寝るという健康な生活を送っていましいた。


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No.28|ラオスComment(2)Trackback()

田舎を求めてinノーンキュNong Kiew

2011/12/21(Wed)13:30

12月4日


1人で日本を旅立ったけど、気が置けない仲間と出会って、しかもしばらく一緒に旅すると別れが辛くなるんだねぇ。

こんな非日常で気ままに流れるような日々の今、1日でも一歩でも、お互いが違う選択をしていたら出会えなかったというのは、こうして別れてから改めて思うととても不思議だ。

そして端的に言うととても寂しい。寂しいんだよう!


さよなら記念撮影



さよならルアンパバーン


見送ってもらい、ギリギリまで実感わかなかったけど、
いざうら寂しい砂ボコリが舞うルアンパバンのバスターミナルに来てみなさい。
あうわあ~本当に一人なのね・・・ぽつん。

という感じ。

しかも乗るバン、と言われていたバンがこんなんだったら、なおさら!


前から。
まだいい。


後ろの様子。
ふきっさらしだ!


これ、おもいっきしソンテウ(後ろ改造した乗合ミニバス)じゃん!!

と、心のなかで一人ノリツッコミを演じた後、諦めてフー(スープめん)を食べて吹きっ晒しのバン(という名のソンテウ)に乗り込むのでした。

やっぱしさぶい・・・!!
ううう、トイレ行きたい・・・!!

耐えること4,5時間。
やっと北の川沿いにある山里、ノーンキュに到着したんでありました。
(ノーンキャイとガイドブックにあったが、発音はノーンキュNong Kiewだよ)


バスターミナル


でもね、ガイドブックに書いてあるバスターミナルと場所が全然違うや無いの!!
近くにあるはずの宿を聞きまわって歩いて歩いて、15分。
あっちあっちとみんな言うが、全然それっぽいのが一つもない。
舗装されていない道路を転がしバックパックでごろごろ行くが、あっちあっちって、どんどん坂道になって寂しい感じになっていく。英語もさっぱり通じない!
な、なんでぇー??
さっぱりわけがわからない。


どこだここは


ああ、1人じゃなかったらこんなことも笑い合えるのに、1人旅再開のウォーミングアップとしては、スパルタ過ぎやしませんか・・・?
とぐずぐず凹んでいると、前に大きなリゾート別荘地(?)が。
ここで働いている人だったら英語が通じるかもしれない!
門をがらがらと勝手に開けて侵入。
ああ、そこのおばさん!すいません、不審者じゃないよ!ここはどこですか?

おばさん「二プン?(日本?)」
「そう二プン人です。ここはどこ?」
きくと、やっぱり通じ合えない。
でもあっさりと引き下がってしまったらまた途方もなくさまようハメになる。
どうにか、ここへ行きたいんだ!ということが通じると、
おばさんバイクで送ってくれるらしい。

あ、あなたが神様か!!!

というわけで、でっかいバックパックを前に乗せ、ふらふらと親切にも送ってくれたのでありました。
お金払うよ、と言ったけど、いいよと受け取らずに。

ラオス人、なんて良い人ばっかりなんだ。コプチャイラーイ!!

以下、ノーンキュの村の様子


部屋から見えたノーンキュ村にかかる、えらく立派な橋



宿のトイレにいたシッポの切れたトカゲ。
生きているけど、強情にもずっとこの場所を動かなかった。



でかい橋


橋から見た夕焼け(夕暮れ)


そして夜は、やっと見つけた外人向けじゃない屋台で串ともち米を食べ、
現地のおっちゃんとラオラーオ(ラオス米焼酎)を飲んでしこたま酔っ払ったのでありました。


おっちゃん

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No.27|ラオスComment(0)Trackback()

赤十字サウナinルアンパバーン③

2011/12/21(Wed)12:58

12月3日

ルアンプラバン3日目。

きのうは年甲斐もなくはしゃぎ過ぎたもの。今日はゆっくりしませんか、
ということで、休息日。
明日にはみんな別々の方向へ散っていくものだから、それ用に各々情報収集にあたる。
みんな自由なバックパッカーなので、行き先もろくに決めていなかった。優柔不断ということもある。

今日まで迷いに迷った末の次の目的地はこう。


うちは北の山奥のちいさな村ノーンキュからムアンゴイへ、
ちか坊はルアンプラバンと首都バンビエンの中間にある街、南のバンビエンへ、
さなえ嬢はタイと国境を接するラオスの首都、ビエンチャンへ、
ビビアンは謎の巨大ツボが眠る東のジャール平原へ。

なんかこう書くとRPGゲームみたいだね。
みんなならどのルートを選ぶ?
お互いレベルアップして新しい技を身につけて、そんで最後は集って魔王でも倒して乾杯しましょう

そして夕方。
昼寝していたうちは、ひとつ思い出した。
赤十字サウナ!!
そう、ここルアンプラバンには、赤十字がやっているサウナがあるんだ。
昨日たまたま行ったマッサージ屋がそこで、値段はマッサージ40000キップ(400円)、サウナが10000キップ(100円)。
サウナやすっ!!!

気づけばみんなおのおの散歩へ出かけたようで、6時のナイトマーケット(またかよっ)に間に合わせるべく慌ててサウナへ。


まず、仕組みはこうだ。先にお金を払って、タオル(雑巾のよう)と女の人は体に巻き付ける布をもらう。
そしてそれに着替え終わったら、奥の男女別のサウナルームへ。
WOMAN ONLYと書いてあるそこがサウナだよなぁ、とどきどきしながら小さなドアを開けると、むわっと熱気が襲う。
と、目の前に先客の背中が!
せ、せまあーっ・・・!!

広さは、おそらく2畳ほど。
そこに申し訳程度の木のイスが壁に張り付き、明かりは裸電球1つぶら下がっているのみ。
更にスチームがとても濃く、視界は悪い。
常連の人達はさらなる熱気を求めてかわいそうな椅子の上に立っている。
温度は日本のと同じぐらいで、じっとしているとはあはあ周りの息が上がっているのが聞こえる。うちもすぐに息が苦しくなる。

10分ほどして出ると、お茶が置いてある。
やった、飲み放題だ!でも熱いお茶だ!

はーはー言いながら飲んでいると、みんなヨーグルトを体に塗っている。
美容に良いのだろうか?

それを3回ほど繰り返し、もうそろそろナイトマーケットに行く時間だったので、最後水シャワーを浴びて出る。

帰り道を急ぐと、目に止まるのは僕らのビアラオ!
一瞬申し訳程度に逡巡したが、やっぱり誘惑に負け、風呂上りよろしくタオル肩にかけ
ぷはあー!!オマエどこのオヤジだぁ~!


うん、おすすめです、赤十字サウナ。
ルアンパバーンに来た際は、ぜひに!

というかルアンパバーンになら住んでもいいでしょ



以下ルアンパバーンの写真



路地裏



寺のような何かの所



宿の近く



宿の前
ちか坊とさなえ嬢



絶対無敵なうまさのカオソーイ。
ここのカオソーイ、最強である



台湾女の子ビビアンちゃん。
辛いのにあたってしまった


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No.26|ラオスComment(0)Trackback()